上質なシルクパジャマを着て眠ることは、単なる贅沢ではありません。素材の科学的な特性が睡眠の質を向上させ、肌へのダメージを軽減し、翌朝の目覚めを変えてくれる——そんな「投資に見合うナイトウェア」の世界を、今回は海外高級ブランド5選とともにご紹介します。
※この記事は「就寝中の睡眠の質向上・ナイトウェアとしての贅沢さ」に特化した内容です。日中の部屋着・ラウンジウェアとしての活用を探している方はルームウェア・ラウンジウェア特集もあわせてご参照ください。
シルクパジャマが睡眠の質を上げる理由|素材の科学と選び方の基本
「パジャマにこんなにお金をかけるの?」と思う方もいるかもしれません。でも、シルクという素材の特性を知れば、その価値が分かります。
体温調整機能:暑い夜も寒い夜も快適に
シルクには天然の体温調整機能があります。繊維の構造上、体が熱いときは余分な熱を外に逃がし、寒いときは体温を保持します。コットンやポリエステルには真似できないこの「自動調温」機能が、深い眠りの妨げとなる寝汗や寝冷えを防ぎます。
肌への摩擦ゼロ:美肌・美髪を守る眠り
人は一晩に約20〜30回寝返りを打つとされています。コットンやポリエステルの生地との摩擦は、睡眠中に肌の水分を奪い、シワの原因にもなります。シルクは摩擦係数が非常に低く、肌・髪に優しい素材です。美容意識の高い方が「シルクのナイトウェア」を選ぶ理由の一つがここにあります。
抗アレルギー特性:敏感肌の方に
シルクには天然のタンパク質(セリシン)が含まれており、ダニやカビが繁殖しにくい特性があります。アトピーや敏感肌の方でも、シルクのパジャマは刺激が少なく快適に着用できることが多いです。
シルク vs サテン:混同しがちな素材の違い
「サテンパジャマ」を検索すると、シルクのような光沢ある製品が多数ヒットしますが、多くはポリエステルサテンです。「サテン」は素材名ではなく織り方の名称。ポリエステルで織ってもサテンになります。本物のシルクサテンは通気性・調温性・肌への優しさが段違いです。購入時は「100% Silk」「100%シルク」と素材表示を必ず確認しましょう。
momme(匁)数の目安
シルクの品質を示す指標がmomme(匁/mm)です。数値が高いほど生地が厚く、耐久性と高級感があります。ナイトウェアには16〜25匁が適しています。
| momme数 | 特徴 | 用途 |
|---|---|---|
| 12mm以下 | 薄手・軽量 | スカーフ・インナー |
| 16〜19mm | バランスが良い | パジャマ・ナイトウェア(標準) |
| 22〜25mm | 厚みがあり高級感◎ | ラグジュアリーパジャマ(Olivia von Halle等) |
海外高級シルクパジャマを選ぶ4つのポイント
数万円〜十数万円を投資するシルクパジャマ。後悔しない選び方のポイントを4つに絞ってお伝えします。
ポイント①:momme数は16以上を選ぶ
ナイトウェアとして毎晩使う場合、16mm以上のシルクを選ぶと耐久性が増し、長く使えます。ラグジュアリーブランド(Olivia von Halle等)は22〜25mmを使用しているものが多く、触れた瞬間から違いが分かります。
ポイント②:ウォッシャブルシルク vs 手洗いシルク
シルクパジャマの大きなデメリットは「洗濯の手間」です。ただし、近年はウォッシャブルシルク(特殊加工で洗濯機対応)を採用するブランドも増えています。
- ウォッシャブル対応:Lunya、ASCENO(一部)→ 毎晩気軽に洗える
- 手洗い推奨:Olivia von Halle、Natori → より繊細な質感・光沢感
「洗濯の手間を最小化したい」実用派にはウォッシャブルシルク、「最高の質感を楽しみたい」こだわり派には手洗いシルクがおすすめです。
ポイント③:プリント柄 vs 無地
Olivia von Halleに代表される華やかなプリント柄は、就寝時だけでなく特別な夜のスペシャル感を演出します。一方、ASCENO・Lunyaのようなミニマルな無地は飽きがなく、デイリーに着こなしやすい。「ギフトにするなら柄物が映える」「毎日使うなら無地が使いやすい」といった観点で選ぶと失敗しません。
ポイント④:日本からの入手しやすさ
海外ブランドは「欲しいと思っても日本では買えない」ことがネック。下記の比較表を参考に、購入のしやすさも判断材料に含めましょう。
| ブランド | 価格帯(セット) | momme | 洗濯 | 日本入手 |
|---|---|---|---|---|
| Olivia von Halle | ¥65,000〜¥90,000 | 22〜25mm | 手洗い | ⭐⭐⭐ |
| Eberjey | ¥30,000〜¥50,000 | 19mm前後 | 手洗い | ⭐⭐⭐⭐ |
| Natori | ¥40,000〜¥100,000 | 18〜22mm | 手洗い | ⭐⭐⭐⭐ |
| ASCENO | ¥35,000〜¥55,000 | 19mm前後 | ウォッシャブル | ⭐⭐⭐ |
| Lunya | ¥25,000〜¥45,000 | 19mm前後 | ウォッシャブル | ⭐⭐⭐ |
シルクパジャマ・ナイトウェア 海外ブランドおすすめ5選【2026年版】
リサーチと比較検討を重ねて選んだ、日本からも購入できる海外高級シルクパジャマブランド5選です。
① Olivia von Halle(オリビア ヴォン ハレ)🇬🇧|セレブ御用達・ラグジュアリーの頂点
2011年ロンドン発のブランド。ケイト・ブランシェット、ソフィア・ヴェルガラ等のセレブが愛用し、世界のラグジュアリーメディアが「最高のシルクパジャマ」として常に名前を挙げる存在です。日本語専門記事がほぼ存在しないため、このブランドを日本語で詳しく紹介しているコンテンツは希少です。
- 素材:100%シルクサテン(22〜25匁)/ クレープドシン / コットンシルク
- 特徴:大胆なアーティスティックプリント。一目で分かる存在感。ギフトとして贈ったときの「格」が別格
- 価格帯:セット ¥65,000〜¥90,000相当
- 日本での購入:BUYMA(個人出品多数)、公式サイト(oliviavonhalle.com)国際発送対応
- こんな方に:特別なギフト・自分へのご褒美・最高品質のシルクを求める方
② Eberjey(エバージェイ)🇺🇸|日本で最も手に入りやすい高級シルクパジャマ
1996年マイアミ発。Keira Knightley、Cameron Diazも愛用するブランドで、Ron Herman・United Arrowsといった日本の人気セレクトショップでの取扱いがあり、海外高級シルクパジャマの中で最も国内で入手しやすいのが強みです。bluesign認証のマルベリーシルクを使用し、環境配慮も徹底。
- 素材:100%マルベリーシルク(bluesign認証)/ モダール
- 特徴:「着心地と見た目の両立」を哲学とするデザイン。柄・無地ともにラインナップ豊富
- 価格帯:セット ¥30,000〜¥50,000相当(Anthropologie jp取扱あり)
- 日本での購入:Anthropologie日本サイト / Ron Herman / United Arrows / BUYMA
- こんな方に:初めての海外高級シルクパジャマ・国内で試してから買いたい方
③ Natori(ナトリ)🇺🇸|東西の美意識が融合した50年の歴史
1977年ニューヨーク設立。フィリピン系アメリカ人デザイナー・Josie Cruz Natoriが創業した老舗ラグジュアリーブランドです。東洋の繊細な美意識と西洋のエレガンスが融合したデザインが特徴で、シルク・レースを組み合わせたエレガントなナイトウェアが人気。百貨店・ハイエンドEC取扱多数で信頼性が高いです。
- 素材:高品質シルク / コットン / レース(コレクションにより異なる)
- 特徴:レースの装飾・刺繍など、「ランジェリーとパジャマの中間」的なエレガントなデザイン
- 価格帯:セット ¥40,000〜¥100,000相当(ライン・素材により幅あり)
- 日本での購入:REVOLVE(国際発送)/ Nordstrom(国際発送)/ BUYMA / 一部百貨店
- こんな方に:エレガントなデザイン重視・結婚記念日など特別なプレゼントに
④ ASCENO(アッシェーノ)🇬🇧|ミニマルで現代的・ウォッシャブルシルクが魅力
2014年ロンドン発。「シルクをもっと日常に」という哲学のもと、ウォッシュドシルクを採用した洗濯しやすいパジャマを展開。豊富なカラーバリエーションとモノグラミングサービス(名前の刺繍)が人気で、プレゼントにも最適。日本語記事がほぼ存在しない穴場ブランドです。
- 素材:ウォッシュドシルク(ウォッシャブル)/ シルクサテン
- 特徴:ミニマルデザイン・パジャマとしてもアウターとしても着こなせる汎用性。モノグラミング対応
- 価格帯:セット ¥35,000〜¥55,000相当
- 日本での購入:公式サイト(asceno.com)国際発送 / SSENSE / MATCHESFASHION / BUYMA少数
- こんな方に:洗いやすさも重視したい方・シンプルデザイン好き・ギフトに名前を入れたい方
⑤ Lunya(ルーニャ)🇺🇸|「洗える100%マルベリーシルク」の革命
2012年ロサンゼルス発。「なぜシルクは洗濯機で洗えないのか」という疑問からスタートし、特殊加工による洗濯機対応100%マルベリーシルクを実現したブランドです。ミニマルでジェンダーニュートラルなデザインは、毎晩着るデイリーパジャマとしての使い勝手を最優先した設計。実用派読者に圧倒的な支持があります。
- 素材:100%マルベリーシルク(ウォッシャブル特殊加工)
- 特徴:洗濯機OK・乾燥機低温OK。体温調整機能と利便性を両立した唯一無二の存在
- 価格帯:セット ¥25,000〜¥45,000相当
- 日本での購入:公式サイト(lunya.co)国際発送対応 / BUYMA少数
- こんな方に:毎日使いたい・洗濯の手間を省きたい・実用的なシルクパジャマを探している方
用途別おすすめ|プレゼント・自分用・特別な夜のナイトウェア選び
「どのブランドが自分に合うか分からない」という方のために、用途・予算別に整理しました。
【自分用デイリー】毎晩気軽に使いたい方へ
第1候補:Lunya(¥25,000〜¥45,000)
洗濯機OKのウォッシャブルシルクは、毎晩の睡眠で使うデイリーパジャマとして理想的です。「高級シルクなのに洗い替えが楽」という声が多く、初めてのシルクパジャマにも最適。
第2候補:Eberjey(¥30,000〜¥50,000)
Ron HermanやUnited Arrowsで実物を確認してから購入できる安心感。デザインもシンプルで毎日着やすく、国内サポートがあるため初心者向き。
【特別な夜のご褒美】自分へのご褒美・アニバーサリーに
第1候補:Olivia von Halle(¥65,000〜¥90,000)
「パジャマでここまで感動するとは」という体験を提供してくれるのがOlivia von Halle。大胆なプリントと上質なシルクの組み合わせは、特別な夜を非日常的な体験に変えます。誕生日・記念日の自分へのご褒美に。
第2候補:ASCENO(¥35,000〜¥55,000)
ミニマルなデザインで「さりげなく贅沢」を体現。ウォッシャブルシルクなので特別な夜以降もデイリーに使えます。
【プレゼント】誕生日・結婚祝い・クリスマスに
第1候補:Natori(¥40,000〜¥100,000)
エレガントなレースデザインは「もらって嬉しい高級ナイトウェア」の典型。百貨店でも取扱いがあり、信頼感があります。結婚祝い・誕生日ギフトに最適。
第2候補:ASCENO(¥35,000〜¥55,000)
モノグラミングサービス(名前刺繍)があるため、ギフトとしての特別感を演出できます。相手の名前を入れたパジャマは世界に一つの贈り物に。
第3候補:Eberjey(¥30,000〜¥50,000)
比較的入手しやすく、デザインの好みを選ばない汎用性の高さがギフト向き。「喜んでもらえるギフトを確実に選びたい」方に。
日本からの購入完全ガイド|BUYMA・SSENSE・公式サイト別
海外ブランドのシルクパジャマを日本から購入する際の具体的な方法をブランド別に解説します。
Olivia von Halle:BUYMAが最もおすすめ
公式サイト(oliviavonhalle.com)は国際発送対応ですが、関税・送料を加えると割高になることも。BUYMAには個人バイヤーの出品が多数あり、日本語で購入できる点が魅力です。価格交渉や質問も可能。購入前に出品者の評価を必ず確認しましょう。
- BUYMA:日本語対応・送料込み表示・返品規定要確認
- 公式サイト直接:在庫・新作が最も豊富だが英語対応・関税別途
- 関税目安:¥1,000〜¥3,000程度(金額・品目により変動)
Eberjey:Anthropologie日本サイトが最も安心
Anthropologie(アンソロポロジー)の日本サイトでは、Eberjeyのパジャマを日本円・日本語で購入可能。返品・交換対応も日本基準。Ron Herman・United Arrowsでは実物を確認してから購入できるため、初めての購入に特におすすめです。
- Anthropologie日本サイト:日本語・日本円対応(最もおすすめ)
- Ron Herman / United Arrows:国内店舗で試着可能
- BUYMA:廃番品や限定色を探す際に有効
Natori:REVOLVEが使いやすい
REVOLVE(リボルブ)は国際発送対応で、日本への送料が比較的リーズナブルです。Nordstromも国際発送対応。どちらも正規品で安心して購入できます。セール期間を狙うと20〜30%オフになることも。
- REVOLVE:国際発送・日本語UIなし(英語)・送料込み表示あり
- Nordstrom:品揃え豊富・セール時がお得
- BUYMA:高額ラインは出品少なめ
ASCENO:公式サイト or SSENSE
公式サイト(asceno.com)は国際発送対応。SSENSE(エッセンス)は世界的なラグジュアリーECで、ASCENOの取扱いがあり日本への発送も可能。SSENSE独自のセールはかなり大幅な値引きになることも。
- 公式サイト:新作・モノグラミング注文はここのみ
- SSENSE:セール時に狙い目
Lunya:公式サイト一択
Lunyaは公式サイト(lunya.co)が最もスムーズ。国際発送対応で、英語サイトですがUI自体はシンプルで分かりやすい構成です。BUYMAにも少数出品がありますが、公式の方が在庫が豊富です。
- 公式サイト:送料・関税込みで¥25,000〜(セット)から
- 国際送料目安:¥2,000〜¥4,000程度
サイズ選びの注意点
海外ブランドはUS/UKサイズ表記が基本。日本の標準体型は概ねUSサイズXS〜Sが目安ですが、ブランドにより異なります。購入前にブランド公式のサイズガイドを必ず確認し、身長・バスト・ヒップの実寸で選ぶことを強くおすすめします。不安な場合は1サイズ上を選ぶと安心です。
シルクパジャマのお手入れ完全ガイド|洗い方・乾燥・保管の正解
高価なシルクパジャマを長持ちさせるためのお手入れ方法をまとめます。ブランドにより対応が異なるため、購入したブランドの洗濯表示を最優先に確認してください。
【ウォッシャブルシルク(Lunya / ASCENO一部)】洗濯機OK
- 洗濯機:デリケートコース / ネット使用
- 水温:30℃以下の冷水
- 洗剤:シルク・デリケート素材用の中性洗剤(ウールプレスト等)
- 乾燥:低温タンブル乾燥OK(Lunyaは可)/ 基本は陰干し推奨
- アイロン:低温・当て布使用
【通常シルク(Olivia von Halle / Natori / Eberjey等)】手洗い推奨
- 手洗い:冷水〜ぬるま湯(30℃以下)でやさしくもみ洗い
- 洗剤:シルク専用中性洗剤。量は規定量の半分で十分
- すすぎ:洗剤が残らないよう2〜3回丁寧に
- 脱水:絶対に絞らない。タオルで包んで水分を吸収させる
- 乾燥:直射日光NG(変色・劣化の原因)。風通しの良い日陰で平干し
- 乾燥機:原則NG(熱と摩擦でシルクが傷む)
- アイロン:絹マーク・低温。必ず当て布を使用
保管の正解
- 畳んで保管:ハンガーにかけると型崩れの原因に。綺麗に畳んで保管
- 防虫剤:シルクは虫食いの対象になりやすい。防虫剤(シルク対応のもの)を使用
- 湿気対策:湿気の多い場所は避ける。シーズンオフは不織布の保管袋に入れる
- クリーニング:年1〜2回はシルク対応のドライクリーニングに出すのがベスト
よくある失敗と対策
| 失敗 | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 生地が縮んだ | 熱水・乾燥機使用 | 必ず30℃以下・乾燥機NG |
| 光沢が失われた | 強い摩擦・洗剤過多 | 優しく手洗い・専用洗剤少量 |
| 黄ばみが出た | 直射日光・汗の酸化 | 陰干し・シーズンオフは洗ってから保管 |
| 型崩れした | ハンガー保管・絞り脱水 | 平干し・タオル脱水 |
まとめ:あなたに合ったシルクパジャマで、睡眠の質を変えよう
シルクパジャマは「眠っている8時間に投資する」という発想の転換です。着用感・体温調整・肌ケア効果を考えると、1着3〜9万円の投資は決して高くありません。
今回ご紹介した5ブランドのまとめです。
- Olivia von Halle:最高級体験・特別な夜のご褒美に
- Eberjey:日本で最も買いやすい・初めての1着に
- Natori:エレガントなデザイン・プレゼントの決定版
- ASCENO:ミニマルデザイン・モノグラミングでギフトに特別感を
- Lunya:洗濯機OK・毎日使えるウォッシャブルシルク
「どれを選べばいいか分からない」という方は、まずLunyaかEberjeyを試してみることをおすすめします。使い続けるうちに「もっと上を」となったとき、Olivia von Halleが待っています。
ぜひ、今夜の眠りをシルクで変えてみてください。


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