ブラジャー選びに迷ったら「下着の魔法使い」ちーちょろすの教えを参考に
「ブラジャーって、長年ずっと同じサイズを使ってる」——そう答える女性は、実はとても多い。10代のころに測ったサイズをそのまま使い続けていたり、なんとなく手に取った商品を何年も愛用していたりするケースはざらにある。でも、体は年齢とともに変わる。出産・授乳・体重の増減・姿勢の変化……それなのに下着だけは変わらないまま、という状態になりがちなのだ。
この記事では、SNSフォロワー総数21万人超えの下着教育インフルエンサー「ちーちょろす(下着の魔法使い)」さんの発信内容をもとに、正しいブラジャーの選び方と、サイズが合わないことで起きるトラブルへの向き合い方を解説する。
実は多い「ずっと同じサイズ」問題
下着の売り場で5年間働いた経験を持つちーちょろすさんが口を酸っぱくして言うのが、「女性の多くが自分のバストサイズを正確に把握していない」ということだ。販売員時代、フィッティングを行うたびに「えっ、こんなに違ったの!?」と驚くお客さんがほとんどだったという。
実際、体型は10代・20代・30代・40代と変化し続ける。出産や授乳を経ると形も変わるし、加齢とともにバストのハリや位置も変化する。にもかかわらず、「なんとなく入るから大丈夫」と思い込んで、何年も同じサイズを使い続けている女性が非常に多いのが現実だ。ちーちょろすさんは自身のサイト「下着の教科書」やSNSを通じて、この現実を変えようと精力的に活動している。
サイズが合わないブラジャーが引き起こすトラブル
「入ればいい」は危険なサイン。合っていないブラジャーを着け続けると、体にさまざまな悪影響が出る。気になる主なトラブルを見ていこう。
肩こり・首こりが悪化する
アンダーバストのサイズが大きすぎると、バストの重さをストラップだけで支えることになる。ストラップは細いため、肩に食い込んで慢性的な肩こりや首こりの原因になりやすい。「肩こりがひどい」という人ほど、まずブラジャーのサイズを見直してほしいとちーちょろすさんは繰り返し発信している。アンダーでしっかりバストを支えられるブラジャーに変えるだけで、長年の肩こりが改善したという声も多い。
ずれ・浮きが起きる
カップが小さすぎると、バストがはみ出てアンダーワイヤーが胸に食い込む。逆に大きすぎると、カップが浮いてワイヤーが変な位置に当たる。どちらも「ずれ」「浮き」の原因になる。着けているうちにブラが上がってくる、脇や背中にブラが食い込む、という人はサイズが合っていない可能性が高い。
谷間・バストラインが崩れる
「昔は谷間ができたのに最近は…」という変化も、実はサイズミスマッチが原因のことが多い。バストに合ったカップと適切なワイヤー位置が谷間づくりの基本。下着が合っていないと、バストが横に流れて残念なシルエットになってしまう。洋服のシルエットが決まらないときも、下着から見直すべきかもしれない。
皮膚トラブル・血行障害
アンダーのゴムがきつすぎると、皮膚への摩擦・圧迫が続いてかゆみや赤みが出ることもある。長期間にわたって締め付けが続くと血行にも影響が出る場合がある。毎日のことだから、小さな不快感でも積み重なると深刻なトラブルになりかねない。
「下着の魔法使い」ちーちょろすさんとは
「ちーちょろす🐰下着の魔法使い」さんは、元下着販売員・現在は下着教育インフルエンサーとして活躍する人物だ。Instagram(@chiichoro)、X(@chiichoros)、YouTubeなど複数のプラットフォームでフォロワー総数21万人超えという影響力を持つ。
「下着の魔法使い」とは、ちーちょろすさん自身がつけたキャッチフレーズ。「正しいブラジャー一枚で、スタイルも気持ちも劇的に変わる——その変化はまるで魔法みたい」という思いが込められている。販売員時代から「同期にもフィッティングさせてほしいとお願いしていた」というほどのフィッティング好きで、「パーソナルフィッティングが得意」なのが最大の強みだ。
現在は自身のサイト「下着の教科書(shitagi-text.com)」でブラジャーやショーツの基礎知識・選び方・お手入れ方法まで幅広く発信。毎週金曜日22時にはInstagramライブ配信を行っており、視聴者からの質問にリアルタイムで答えるスタイルが人気を集めている。「下着のことで恥ずかしいと思っていたことが、全部普通のことだとわかった」「販売員さんに聞くのは敷居が高いけど、ちーちょろすさんなら気軽に聞ける」といったコメントも多く、下着選びの悩みを抱える多くの女性の支持を得ている。
2026年3月には初の著書『悪いのはスタイルじゃなくて下着でした 一生モノの下着の教科書』(KADOKAWA)も発売。「服が上手く着こなせない」「肩がこる」「疲れる」「姿勢が悪い」といった悩みは全部下着で解決できるという考えのもと、バストサイズの測り方からなりたいシルエット別の下着選び・お手入れ方法・服と下着の関係まで幅広く解説した一冊となっている。下着選びを本格的に学び直したい人には、まずこの本から入るのがおすすめだ。
元販売員が教える正しいブラジャー選びのステップ
ちーちょろすさんの発信をもとに、正しいブラジャー選びの手順をまとめた。これを参考に、ぜひ自分のブラジャーを見直してみてほしい。
ステップ1:まず今の自分のサイズを測る
ブラジャー選びの大前提は、今の自分のサイズを正確に知ること。測るのはふたつ。
- トップバスト:バストのいちばん高い部分をメジャーで水平に一周(やや緩め)
- アンダーバスト:バストの付け根(脇の下のすぐ下)を水平に一周(少しきつめ)
カップサイズはトップバストとアンダーバストの差で決まる。差が10cm前後でAカップ、12.5cmでBカップ、15cmでCカップが目安。ただし、メーカーによって多少の違いがある。「だいたいBくらいかな」ではなく、数字でしっかり確認することが大切だ。体型の変化があった後は特に、久しぶりに測り直してみることをお勧めする。
ステップ2:試着で「感覚」を確かめる
ちーちょろすさんが強調するのが、試着時に大切にすべき「感覚」だ。フィッティングルームでブラジャーをつけたとき、以下のポイントを確認しよう。
- アンダー部分が水平になっているか(後ろに上がっていたらアンダーが大きい)
- ワイヤーがバストの付け根にしっかりフィットしているか
- カップとバストの間に隙間がないか(浮いていたらカップが大きい)
- バストがカップからあふれていないか(カップが小さいサイン)
- ストラップが食い込んでいないか(アンダーが大きいか、ストラップがきつすぎる)
着けてみて「なんとなく痛い」「すぐズレる」「なんか変な感じ」という感覚があれば、それはサイズミスマッチのサインだ。感覚を無視せず、正直に確かめることが大切。
ステップ3:前かがみでバストをカップに入れる
正しいつけ方を知らないと、合ったサイズのブラジャーでもうまくフィットしないことがある。ちーちょろすさんが動画でわかりやすく解説しているのが、この「前かがみ」の手順だ。
- ストラップを腕に通し、両肩にかける
- 軽く前かがみになり、バストをカップにしっかりおさめる
- そのままの体勢でバックホックを留める
- 前かがみのまま脇や背中に流れた肉をカップ中央に寄せる
- 体を起こしてストラップを調整し、アンダーが水平になっているか確認する
この「前かがみでカップに入れる」という手順を知らないと、バストが正しい位置に収まらないまま一日中着けることになってしまう。これだけで谷間の見え方や姿勢が変わる人は少なくない。「なんでこんな大事なこと学校で教えてくれないんだろう」というコメントをよく見かけるほどの、目からウロコの基本テクニックだ。
ステップ4:ライフスタイルに合わせてタイプを選ぶ
ちーちょろすさんが大切にしているのは「その人に合わせた」アドバイスだ。たとえば在宅ワーク中心の人と、毎日通勤・外出の多い人では、同じサイズでも適したタイプが違う。
- 通勤・外出が多い人:ワイヤーブラでしっかりバストをホールドしてシルエットを整える
- 在宅・リラックス派:ノンワイヤーブラやブラレットで締め付けを最小限に
- 運動する人:スポーツブラでバストの揺れを抑えて負荷軽減
- 授乳中・産後:フロントオープンや授乳対応タイプで使い勝手と快適さを両立
チェックポイント:ブラジャーの寿命を知る
ちーちょろすさんによると、ブラジャーの寿命の目安は4枚ローテーションで約半年、7枚ローテーションで約2年。「まだ着れる」と感じていても、アンダーのゴムが伸びてゆるくなっていたり、ワイヤーが変形していたりすることが多い。定期的に見直す習慣をつけよう。ブラジャーを4枚以上持って回すと寿命が延び、結果的にコストパフォーマンスも上がる。
ちーちょろすさんがすすめるブランドと購入方法
ちーちょろすさんは特定ブランドに偏らず、さまざまなブランドを紹介しているのが特徴だ。以下に主要な選択肢を紹介する。
- ワコール(Wacoal):豊富なサイズ展開と専門フィッターによるフィッティングサービスが強み。デパートや専門店で丁寧な相談ができる
- トリンプ(Triumph):幅広い体型に対応したラインナップ。定番から最新トレンドまで揃い、リーズナブルなラインもある
- ブラデリスニューヨーク(Bradelis New York):補整効果の高いブラジャーが特徴で、脇肉・背肉のホールドに定評あり
- 三愛リゾート(San-ai Resort):ちーちょろすさんがコラボ商品を出しているブランド。日本人体型に合わせた設計が魅力
- プチプラ通販ブランド:ちーちょろすさんは高価なブランドだけでなく、コスパの良い選択肢も積極的に紹介。自分の予算に合わせた選び方を提案してくれる
はじめてしっかり選びたい人には、百貨店や専門店でフィッティングを受けてみることをお勧めする。ちーちょろすさんも「下着屋さんでのフィッティングは怖くない。むしろ最高のサービスを受けられる場所」と話しており、専門スタッフへの相談を積極的に勧めている。
まとめ:正しいブラジャーで体も気持ちも変わる
長年「なんとなく」でブラジャーを選んできた人ほど、一度正しくサイズを測って試着してみることで、体が劇的に楽になる場合が多い。肩こりの軽減、姿勢の改善、洋服のシルエットが見違えるほどきれいになる——その変化は、まさに魔法のようだ。
ちーちょろす(下着の魔法使い)さんのInstagram(@chiichoro)やX(@chiichoros)、そして「下着の教科書(shitagi-text.com)」では、図解やリール動画を使ったわかりやすい解説を定期的に発信している。毎週金曜22時のInstagramライブも、リアルタイムで質問できる貴重な機会だ。自分のブラジャー選びに少しでも迷いがある人は、ぜひチェックしてみてほしい。正しい一枚を見つけたとき、きっと体の変化に驚くはずだ。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。個人差がありますので、体の不調や痛みが続く場合は専門医や専門のフィッターにご相談ください。写真は当サイトのオリジナルイメージです。実際の商品とは異なります。



体験談、口コミ コメント ※初回投稿時は承認後公開されます