ブラの名前や、商品説明を見て、フルカップ、ハーフカップ、ノンワイヤーなど、種類はたくさんありますが、どのようなデザインで、どのような効果があるのかご存じでしょうか。漠然とはわかっている、名前から大体は推察できる、あるいは、デザイン優先で選んでいたので、どんな効果があるのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、意外と、知っているようで知らない基本のブラの種類、シーン別に適したブラ、バストのタイプ別に普段使いでのおすすめブラについて説明させていただきます。
ブラジャーの種類一覧:クイックチャート
| 分類 | 種類 | こんな方におすすめ |
|---|---|---|
| カップ別 | フルカップ / 3/4カップ / 4/5カップ / ハーフカップ / 1/4カップ | バストの大きさ・形に合わせて選ぶ |
| 製法別 | ワイヤーブラ / ノンワイヤーブラ / モールドカップブラ | 着け心地・シルエット優先で選ぶ |
| 用途別 | ナイトブラ / スポーツブラ / ロングライン / マタニティ / 和装ブラ | シーンや生活スタイルに合わせて選ぶ |
| 機能別 | プッシュアップ / リフトアップ / バンドゥ / ストラップレス / ヌーブラ | バストメイクの目的で選ぶ |
| デザイン別 | バルコネット / ブラレット / プランジブラ | ファッション・着こなしに合わせて選ぶ |
知っているようで知らないブラの種類
ブラの種類については、カップのタイプとフロントホック、モールドカップブラなどの機能が雑然とした状態で把握されている方もいらっしゃるかと思いますので、ここでは、カップ別、製法別、用途別、機能別、デザイン別の5つに分類し、それぞれについて簡単に説明させていただきます。
製品によっては、カップ別×機能別、製法別×デザイン別の組み合わせのブラもあります。
1.カップで見るブラの種類
フルカップブラ
すっぽりとバスト全体を包み込むタイプのブラ、ストラップは内側寄りについており、バストが大きい方、やわらかい方、下垂している方に安心してつけられるスタンダードなタイプのブラです。
フルカップブラ おすすめブランド・商品
フルカップブラはバスト全体をしっかり包んでホールドしてくれるため、グラマーバストの方や下垂が気になる方に特に人気のタイプです。以下に代表的なブランドのおすすめ商品をご紹介します。
| ブランド | おすすめ商品・シリーズ | 特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| ワコール | 脇すっきり・自然なまる胸キープ フルカップブラ(ノンワイヤー) | カップ肌側綿混で肌当たりが優しく、脇がすっきり見える。40〜50代にも人気 | 4,000〜6,000円台 |
| トリンプ | すっきり包み込むブラ TR585(ミニマイザー) | ボリュームを上下のカップに逃してすっきり見せる機能。E〜Fカップ以上の方向け | 4,000〜5,000円台 |
| ワコール サルート | フルカップ レースブラ | 上質なレース素材で高いホールド力とエレガントなデザインを両立。30〜50代の大人女性向け | 8,000〜12,000円台 |
| ウイング(ワコール) | フレシィ / アルラ フルカップブラ | 40〜60代向けエイジングケアライン。脇・背中の段差を軽減し、体型変化をサポート | 4,000〜6,000円台 |
フルカップブラを選ぶ際は、カップサイズだけでなくアンダーサイズもしっかり測ることが大切です。サイズが合っていないとホールド力が発揮できず、肩こりや背中の痛みにつながることもあります。
1/2カップブラ(ハーフカップブラ)
ハーフカップブラ、デミカップブラとも言われており、フルカップの上半分がカットされたタイプのブラです。ワイヤー入りでバストを下から支え、しっかりと安定しています。1/2とは言っても実際は半分以上覆っているものもあります。小さめバストの方で、ボリュームを出したい方におすすめです。
ハーフカップブラ おすすめブランド・商品
ハーフカップブラ(1/2カップブラ)は、バストを下から持ち上げてボリュームアップしたい方や、胸元の開いたファッションを楽しみたい方に人気のタイプです。
| ブランド | おすすめ商品・シリーズ | 特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| ワコール Yue(ユエ) | 1/2カップブラ | ¥15,400〜の最高級ライン。上質なレースと精緻な縫製で美しい谷間を演出。30〜50代の本格志向女性向け | 15,000〜20,000円台 |
| トリンプ 恋するブラ | ハーフカップタイプ | トリンプの定番シリーズ。ボリュームアップパッド入りで自然な盛り感を演出。20〜40代に人気 | 3,000〜5,000円台 |
| アモスタイル バイ トリンプ | きゅっと寄せブラ(ハーフカップ) | 若い世代向けのトリンプサブブランド。デザイン豊富で価格も手頃。10〜20代にも人気 | 2,000〜3,500円台 |
| ワコール ルジェ | ハーフカップ レースブラ | フェミニンなレースデザインとほどよいボリュームアップ効果。20〜30代向け | 5,000〜8,000円台 |
ハーフカップブラは、バストの形によって合う・合わないがはっきりするタイプです。バストが柔らかい方や大きい方はホールド力が弱く感じることがあるため、試着してから選ぶことをおすすめします。
3/4カップブラ
カップの外側から3/4を覆うタイプでもっとも一般的なタイプのブラ。脇に流れるバストをキープし、斜め下から中央に寄せる機能が優れているため、谷間を美しく見せたい方、脇のお肉が気になる方におすすめです。普段使いに最も適したオールマイティなタイプで、多くのブランドの主力シリーズに採用されています。
4/5 カップブラ
フルカップと3/4カップの間で、フルカップのバストを覆う安心感と3/4カップのバストメイクの機能を兼ね備えたブラです。バストのハリと下垂が気になる方におすすめです。
1/4カップブラ
シェルフカップブラ、オープンバストブラとも言われています。カップなしでバストのアンダーのみを支えるタイプで乳首は露出するタイプ。超セクシー路線。
2.製法で見るブラの種類
ワイヤーブラ
アンダーバストにワイヤーが入っており、バストが横に流れるのを防ぎます。バストの安定感を求める方や、美しいバストラインをキープしたい方におすすめです。
ノンワイヤーブラ
アンダーバストにワイヤーが入っていないタイプ。体の動きにフィットし、締め付け感もズレる心配もないため、自然なバストでくつろぎたい時に適しています。シンプルなタイプが多い傾向にありましたが、最近はレースのセクシーなタイプも多くなってきています。在宅ワークや長時間の着用でも快適なのが特徴です。
モールドカップブラ
通常カップは何枚かの布を剥いで作られていますが、モールドカップブラは、一枚の生地を鋳型でモールド加工して立体的にしているため、シームレスでつるんとしています。シンプルなデザインが好みの方やアウターに響くのが気になる方におすすめです。
3.用途で見るブラの種類
ナイトブラ
寝ている時のバストを支えるブラで、横流れや仰向けに寝た時のバストの広がりを防ぎます。ワイヤーなしのものが多く、快適性を重視したものが多いです。
就寝中は重力の方向が変わるため、ノーブラで寝ると長期的にバストの形が崩れやすくなるとも言われています。ナイトブラはそのリスクを軽減するためのアイテムです。
| ブランド | 商品名 | 特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| トリンプ | 天使のナイトブラ | クロスデザインで横流れ・下垂を防ぐ。綿混素材で肌に優しく、ノンワイヤーで快適 | 3,000〜4,500円台 |
| ワコール | 睡眠科学 ナイトブラ | 睡眠研究から生まれた独自設計。仰向け・横向き・うつ伏せの全姿勢に対応 | 5,000〜7,000円台 |
| Angellir(アンジェリール) | ふんわりルームブラ | ルームウェアとしても使えるデザイン性。コスパに優れ、初めてのナイトブラにも最適 | 2,000〜3,000円台 |
| VIAGE(ヴィアージュ) | ビューティーアップナイトブラ | 「育乳」設計で話題のナイトブラ。左右前後4方向からバストを整える独自構造 | 3,000〜5,000円台 |
スポーツブラ
ランニングや、ジムでのエクササイズ、ヨガなどスポーツ時にバストの揺れを抑えるブラです。タンクトップの胸だけの部分のようなデザインが一般的で、ずれにくく、吸汗や速乾性などに優れた素材が用いられています。
スポーツの強度によって選ぶタイプが変わります:
| 運動強度 | 適したサポートレベル | 対象スポーツ例 | おすすめブランド |
|---|---|---|---|
| 低強度 | ライトサポート | ヨガ、ピラティス、ウォーキング | ワコール CW-X、ユニクロ |
| 中強度 | ミドルサポート | 有酸素運動、自転車、エアロビクス | トリンプ スポーツブラ、ワコール |
| 高強度 | ハイサポート | ランニング、バレーボール、テニス | CW-X、アンダーアーマー、ナイキ |
ロングラインタイプ
ブラのアンダーの丈が長く、ブラ+コルセットのような形で、バストアップと同時に、ウエストのくびれを作りスタイルのメリハリを出したい方に適しています。背中の空いたデザインもあるため、ドレスなどを着るときに適しています。
マタニティブラ
妊娠初期から産後まで、急激なバストのサイズ変化に対応しつつ、形の崩れや下垂を防ぐブラで、産後も授乳しやすい作りになっています。
和装ブラ
洋装用のブラとは真逆の機能で、ボディラインを和服向けに円筒形に整えるブラ。バストの膨らみを抑えて、締め付け感などの負担を与えずに円筒形に整えます。
4.機能で見るブラの種類
プッシュアップブラ
脇や背中のお肉をカップに集めて胸全体を寄せて美しい谷間をメイクするブラ。
リフトアップブラ
下部の外側下部から内側上部に向かってリフトアップするため。脇から中心に寄せて谷間を作り、バストの下垂を防止し上向きバストに。
バンドゥブラ
布の幅が全体であまり変わらないタイプのブラをバンドゥブラと呼びます。レーシーなタイプもあり、チューブトップのバスト部分のみのようなデザインもあり、ストラップが取り外し可能なもの、ついていないもの、背中はホックありのタイプ、なしのタイプがあります。
ストラップレスブラ
ストラップなしのブラ、または、取り外し可能なブラ。バンドゥブラよりデザインの幅は広く、ハーフカップからフルカップまで、さまざまなタイプがあります。
フロントホック
左右のカップの間のフロントで止めるタイプのブラ。着脱が簡単なのと、バストを寄せて上げる効果が高いので、谷間メイクをしたい方には適しています。バストの形もキープしやすいです。
ヌーブラ
バストの前だけを覆いぴったり貼りつくタイプのシリコンブラ。背中の空いたドレスや、キャミソールなど露出の多いスタイルにも安心なブラ。ヌーブラはアメリカのBragel InterNational社が発売するシリコンブラの製品名で、類似品が多数発売されており、一般的にヌーブラと呼ばれていますが、正確にはシリコンブラ=ヌーブラではないのと粘着力も大きく違います。
5.デザインで見るブラの種類
バルコネットブラ
フランスのランジェリーに多いタイプ。バルコニーという意味で、バストの下半分を支えるタイプで、リフトアップ効果は高いです。肩ひもはカップの外側の寄りについています。スタイリッシュなデザインで、比較的小さ目なバスト向きです。
ブラレット
三角ブラ、トライアングルブラとも言われ、カップが三角形の形のブラ。ワイヤー入りのものもありますが、主にノンワイヤーのものが多く、自然なバストアップを求める方に適しています。デザイン性の高いものが多いので、ファッションの一部として見せブラとしても楽しめます。
プランジブラ
センター位置が低く、肩ひもが外側についているため、胸元が深く開いた洋服に適しています。下からのサポート力が強く、美しい体間を作れます。
シーン別おすすめブラ
スポーツにおすすめのブラ
スポーツにおすすめのブラはもちろんスポーツブラです。一口にスポーツブラと言っても、下着メーカー、スポーツ用品メーカー、スポーツブラ専門店、アパレルメーカー、発売されているスポーツブラなどがあり、タンクトップ型のものやクロスバックのもの、ホックありのもの、なしのもの、種類は様々です。サポートの強度も、ヨガやピラティスであればソフトなサポートでいいですが、バレーボール、ランニングなど、どのようなスポーツをするかによって違ってきます。
着物におすすめのブラ
着物におすすめなのはもちろん和装ブラですが、もともとは着物にはブラは必要ありませんでした。和装ブラもそんなにお安いものではないため、何年かに1回しか着物を着ないという方であれば和装ブラを買うのは考えてしまうと思います。実際には、ワイヤレスブラのタンクトップ型のものを代用している方も多いようです。
ドレスアップにおすすめブラ
デザインにもよりますが、背中見せスタイルのドレスであれば、ロングラインブラの背中空きのタイプ、胸元が大きく空いたブラであればプランジブラ、オフショルダーであればストラップレスブラが適しています。またヌーブラであればこれら全ての条件にマッチします。
普段遣い(在宅ワーク・リモートワーク)におすすめのブラ
在宅ワーク・テレワーク中は長時間着用になるため、快適性が重要です。ノンワイヤーブラやモールドカップブラが特に人気です。締め付け感が少なく、上半身のシルエットをきれいに見せてくれるノンワイヤータイプのカップ付きキャミソールを選ぶ方も増えています。
バスト別、普段使いでのおすすめブラ
バストのかたちや大きさによって、ベストなブラの種類は異なります。以下の体型別ガイドを参考に、あなたに合ったタイプを選んでみてください。
| バストのタイプ | おすすめのカップタイプ | おすすめブランド例 |
|---|---|---|
| グラマー(大きめ) | フルカップ、4/5カップ | ワコール脇すっきりフルカップ、トリンプ ミニマイザーブラ |
| シンデレラ(小さめ) | 1/2カップ(ハーフカップ)、プランジ | ワコール Yue 1/2カップ、アモスタイル バイ トリンプ 盛りブラ |
| 下垂気味 | 3/4カップ、4/5カップ、リフトアップタイプ | ワコール リフトアップシリーズ、トリンプ 天使のブラ |
| 削げている | プッシュアップ+リフトアップ複合タイプ | トリンプ 天使のブラ「魔法のハリ感」、ワコール サルート プッシュアップ |
| バスト幅が広い・離れ胸 | 3/4カップ(寄せ機能強め) | ワコール 3/4カップ 寄せタイプ、トリンプ 恋するブラ |
グラマーバストの方
大きな胸をホールドして綺麗に見せたい方はフルカップブラ、4/5カップブラがおすすめ、合わせて肩ひもが太めのものや肩ひもが太いもの、アンダーが長めのものが理想的です。ボリュームを抑えたい方はフルカップのノンワイヤーブラ、3/4カップであればワコールの「小さく見せるブラ(レーシィ)」は、ボリュームを上下のカップに逃す機能があります。
シンデレラバストの方
パッドで盛って大きく見せたいのであれば「盛ブラ」という厚手のパットが使われているものが多数ありますが、ナチュラルにボリュームを出すのであれば、1/2カップのブラ、またはワイヤーが苦手な方はプランジタイプのブラがおすすめです。ヨーロッパのインポートではお馴染みのタイプで、フロントは低い位置で、自然で美しい谷間を作ります。
バストが下垂している方
バストが柔らかく下垂している方には、3/4カップ、今のところ、まだ販売されている種類は少ないですが、ワコール、トリンプなどで販売されている4/5カップもおすすめです。胸の中心は低めで、カップ面積はあまり大きくなく、バストトップの位置の高いものがおすすめです。
バストが削げている方
下からしっかりと持ち上げるリフトアップタイプと、脇からしっかり寄せるプッシュアップタイプの2つの機能を持ったブラがお勧め。トリンプの天使のブラ「魔法のハリ感」は削げ胸さんには最適です。
ブラ選びのポイント:サイズの測り方
どんなに良いブラでも、サイズが合っていなければ本来の効果は発揮できません。正しいサイズの測り方を押さえておきましょう。
| 測る箇所 | 測り方のポイント |
|---|---|
| アンダーバスト | バストの真下を水平に一周。きつくも緩くもなく、自然に測る |
| トップバスト | バストのもっとも高い部分を水平に一周。前かがみ気味にすると正確に測れる |
| カップサイズの計算 | トップバスト − アンダーバスト の差で決まる(差2.5cmごとにAAから1カップずつ上がる) |
今回は、ブラの種類について、シーン別、バストのタイプ別におすすめのタイプを紹介してまいりました。
ブラの種類についてはカップ別、製法別、用途別、デザイン別で説明させていただいていますが、あくまでもこれは目安であって、実際にはこれだけではなく、カップの剥ぎ方や、パットの形状、ワイヤーの形状、ストラップの形状によっても着用感や、効果は異なります。対面でのフィッティングして購入するのが理想的ですが、最近ではオンラインでも試着可能なショップが増えていますので、是非、ご購入される際は、試着してぴったりのものを見つけてくださいね。
※写真はイメージです(実在の商品ではありません)。



体験談、口コミ コメント ※初回投稿時は承認後公開されます